創造的復興や先進的防災対策など井戸県政の功績は大きい。
知事は、参画と協働の推進を基本姿勢とし長期ビジョン策定や条例制定で参画の仕組みをつくった。
一方で、行財政構造改革での行政主導や、コロナ対策での手堅さゆえのスピード感・発信力不足など反省点もある。
毎週の定例会見・街頭演説等で情報発信に努めたとしつつ伝え方は工夫の余地があると認め、行革は県議会審議を経て県民生活に影響しないよう努めた、時代を先導する施策やチーム兵庫の県政運営に取り組んだと総括した。
今期で勇退する知事は、20年を振り返ってどう自己評価するのか。
コロナ対応が後手に回ったとの批判の一因には、財政調整基金の少なさがある。
震災県債残高を減らしながら財政再建を進める制約はあったが、県立病院の建替を遅らせず、コロナ拠点病院として威力を発揮させるなど、将来投資と財政再建の両立に腐心した。
震災で1兆3千億円の借金を抱え、独自対策が打ちにくかった事情を県民が知らない。
網羅的な対策を提供したのに一部のみ報じられ、出遅れた印象を与える報道姿勢には疑問がある。
その苦労を県民に分かってもらえれば、参画と協働が充実するのではないか。
今は財源制約はない。
知事の感想を聞きたい。
報道のあり方も今後考える必要がある。
令和3年度予算で広報プロデューサーやデザインディレクターを起用するので、報道関係ともタイアップして情報発信を更に高めてほしい。
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