ビジョンに最も影響するのは人口計画だ。
人口減少・少子高齢化の課題と地域創生戦略の結果が、どうビジョンに影響しこの姿になったのかの説明が見当たらない。
人口減少・超高齢化・地球からの継承・テクノロジー進化など六つの社会変化の潮流は自力で制御できない前提として整理し、その上でどんな暮らしを描くかがビジョンだ。
地域創生戦略を主要な実行計画の一つに位置づける。
五国・日本の縮図と言われる地域で潮流が全地域に起こるのか、どの地域を指すのか不明だ。
瀬戸内海側を中心に見た結果のビジョンではないか、改めて説明してほしい。
県南部の潮流だけを見てはいない。
人口減少の度合いや高齢化の進捗が地域で異なることを別冊の基礎データで整理し検討過程で考慮しており、特定の人口集中地域だけの話ではない。
行財政運営方針の見直しで地域創生戦略や各地域の事業の取捨選択が行われれば、それに伴いビジョンも変わるのではないか。
どう理解すればよいのか。
このビジョンは県民との意見交換をもとに県民共通の思いとして30年後のなりたい姿を描くもので、施策の在り様で未来は変わる部分はあるがビジョンにはあまり入れておらず、県民の思いの取りまとめに主眼がある。
県民が望む姿だけでなく、施策の結果として兵庫県がこうなるという全計画をリードする姿でなければ、基本構想・基本計画・実施計画の構造にならない。
何のためのビジョンなのか。
ビジョンは夢の姿だけでなく施策の影響も受け、結果と目標に差があれば次の施策をどうするか検討し次の計画に入る循環構造であり、施策が変わって終わりではなくビジョン実現に向けた政策を考え続ける。
これまで地域創生戦略が変わってもビジョンを見直すことがなかった。
今後は施策とビジョンが一体となる方向で運営してほしい。
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