但馬牛増頭と神戸ビーフ生産拡大に向けたゲノム情報活用の経済的能力選抜は、最終目的がAランクを増やすことにあるのか。
経済形質(産肉能力)向上に加え、母牛が短い間隔で子牛を産み哺乳できるよう種牛能力もゲノム解析し優良な雌を選抜する。
軌道に乗れば子牛段階で資質が分かり改良スピードが上がりブランド価値向上につながる。
AランクとBランクの違いは歩留まりの差で、体が大きいA等級の方が肉量が取れて効率がよい、という理解だ。
歩留まり等級A・Bは肉が取れる割合のみを示し、高齢繁殖牛以外の和牛はほぼ100%Aランク。
価格差は肉質等級や脂肪交雑で決まり、AでもBでも質は同じというのはその通り。
そこで、A5とB5は質が同じなのに、B5をA5と表示して売ることに問題はあるのか。
BをAと表示してよいかは食品表示法より神戸肉流通推進協議会の公正取引規約等の業界ルールの問題で、基準適合品のみ表示する。
優良誤認になれば景品表示法違反や不正競争防止法に該当するためそうならない表示が必要である。
国産牛・黒毛牛・神戸牛など表示が分かりにくく、特にA・Bは消費者には一緒に見える。
店がA5・A4を強調するとAが良いと誤解されるため、Aが優れているとのイメージが独り歩きしないよう混乱を招かない消費者広報が必要である。
歩留まり等級A・B・Cは日本食肉格付協会が食肉センター出荷時の枝肉評価に使う全国一律基準で、スーパー等の末端販売で消費者が直接見るものには影響しない。
そうした意見は折を見て全国団体へつなぐ。
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