国道43号は60キロ走行に耐える規格だが、公害問題で40キロに引き下げられた経緯がある。
沿道3市の要請を踏まえ昭和48年・52年に交通公害対策として速度を見直し、平成7年の最高裁判決後も省庁連絡会議で環境対策を講じてきた。
近年の環境省調査で環境問題が発生していないなら、道路性能を生かすため制限速度を引き上げるべきだ。
速度引上げに伴う環境悪化や交通流量変化の影響が認められないと評価できれば見直しを検討する。
訴訟の判決では、距離20メートル以内で60デシベルという基準が示された。
制限速度を30・40・50キロとした場合に屋外騒音レベルがどの程度変わるか、県警はその分析結果を持っているのか。
速度設定は道路の設計速度等を参考にしており、速度による騒音の程度に関するデータは現在持ち合わせていない。
自治体と調整するには、騒音と速度の関係を数字で持つべきだ。
現在国道43号の検討は警察として行っていないが、警察庁から速度見直しの指示は受けている。
判決から30年で排ガス減や静音化が進む中、漫然と継続せず、速度変更の影響評価や検討会の有無を確認する。
43号を50・60キロに上げると阪神高速3号神戸線や5号湾岸線から料金回避で車が流れる懸念もあり、公害対策・周辺住民の関係も含め検討する。
名神湾岸連絡線の開通など周辺環境が変わるタイミングを見据え、今から検討を始めてほしい。
適切な速度で事故がなければ、それに越したことはない。
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