補助は国2分の1・県4分の1・市町4分の1の立てつけだが、慶野松原では市が国補助の倍近い予算を負担している。
県としてこの実態をどう認識し、どう取り組むのか。
文化財は所有者の財産で、応分に耐えかねる部分を補助する立てつけだ。
慶野松原は国名勝で南あわじ市が管理団体兼補助事業者となり、松林環境整備を主な補助対象として平成14年から継続し、保存活用計画で課題を洗い出し国と補助の在り方を協議中だ。
国指定名勝9件のうち自然物は御火浦・香住海岸・慶野松原の3件だけで、松原は全国7件しかない。
松枯れで年300〜500本伐倒し予算は年々増え、研究予算も取れない。
令和6年完成の保存活用計画で、保存と活用の方向はどう示されたのか。
文化財保護には保存と活用の二概念があり、近年は地域資源としての活用も重視されている。
慶野松原でも保存と活用のバランスを考える計画を作成し、市や地域住民と話しながら取り組む。
従来は薬の散布やキャンプ場集客といった旧来型の保存活用だった。
地域資源として生かす活用や鉄筋コンクリート製休憩所等の古い建物の見直し、国補助金獲得への協力を求めたい。
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