夕張市について、医療の観点から大学による研究の対象として声掛けを受けた事例や、実施した例はあるか。
参考人
一橋大学の猪飼先生がフィールドワークで訪れ、自身も社会保険旬報に夕張の医療費や死亡率のデータをまとめたレポートを寄稿している。
一橋大学は医療系と距離があり、夕張に近い北海道大学医学部もある。
参考人
一橋大学社会学部だ。
社会学部がどういうテーマで来たのか分からないか。
参考人
猪飼先生は社会医療学の立場から病床数と社会構造、病院の質と地域社会の関係を研究しており、その視点で学生がフィールドワークを行った。
財政破綻した夕張では生活保護費の削減が大きな課題だったと思う。
参考人
夕張は炭鉱町で生活保護受給者が多く、自己負担なしで医療費が高額だった。
そうした中で、生活保護と医療提供の関係について、思うところがあれば聞きたい。
参考人
医療崩壊後に在宅医が腹を割って対話を重ねた結果、不安が解消され、救急車利用はほぼ半減し、過剰利用もほぼ根絶された。
病院がなくなる不安から市外へ転出した夫婦のケースが報道されたが、こうした転出は実際にあったのではないか。
参考人
50代60代の中年層では転出が少なくなかったが、後期高齢者は引っ越し自体が困難で家賃差も大きく、統計上は転出による変動が全く見られなかった。
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