津門川地下貯留管整備事業の安全性
津門川地下貯留管整備事業の安全性についてどう考えるか。
治水シールド工事西宮
過去たびたび浸水被害が発生した西宮市津門川で、地下トンネルをシールド方式で整備する計画について、令和2年度の取組と現在の進捗状況を確認したい。
河川拡幅が困難なため地下に貯留管を整備だ。
令和2年度は立坑設置に先立つ公園移設、電気機械設備詳細設計、工事説明を実施している。
今年度は防音ハウス設置等を進め8月2日着工式を行った。
発進立坑を整備中で来春完成、来年度から掘進開始予定だ。
住民協力が重要であり、住民説明会の開催時期・箇所数・参加人数、住民から出た意見・要望の状況を確認したい。
2019年度から17自治会長と4連合自治会長に延べ37回、地元住民に延べ9回約120人へ説明している。
主な意見は工事車両に対する歩行者安全確保と騒音振動など生活への影響回避の2点で、東京外環の陥没事故を受け同様事故を心配する声もあった。
東京外環道トンネル工事の調布市の陥没事故は、大深度地下法に基づく工事で初めて起きた事故だ。
津門川の地下貯留管工事は、大深度地下法に基づいて行われているのか。
大深度地下法は地下40mより深い空間を公共事業に限り使用できると定めるが、津門川は発進立坑部が40mより深いものの貯留管本体は全区間40mより浅いため特別措置法の適用対象とならない。
流入立坑は深さ約20m、放流立坑付近は約41mの工事だ。
地盤状況を把握するためのボーリング調査を何ヵ所で行ったか。
また、その調査結果はどうだったか。
トンネル標準示方書に基づき概ね200m間隔で地質ボーリングを実施している。
平成27年度3ヵ所、平成29年度8ヵ所の計11ヵ所で調査し、工事に大きな支障となる特殊な地質は確認されなかった。
11ヵ所のボーリング調査は妥当で地盤も問題ないと確認した。
外環道は住宅街でボーリング用地が確保できず事前調査がおろそかになった。
また、津門川はそうではないと確認した上で、事故がないよう取り組むことを強く求める。