令和4年度決算特別委員会

2023年10月18日

県森連への単年度貸付9億円

バイオマス事業の赤字や将来負担を把握しながら貸付を重ねたのなら、県民への背信ではないかという点について所見はどうか。

森林組合公金外郭団体
県森連へ貸し付けた9億円が回収困難となり収入未済額に計上された。
バイオマス事業の赤字や将来負担を把握しながら貸付を重ねたのならはどうか。
県森連は森林整備事業を行う森林組合法に基づく団体で、県・朝来市・関西電力・農林機構との5者協定でバイオマス事業に取り組み、未利用間伐材をチップ化する兵庫モデルとして全国注目され木材価格下支えや雇用創出に貢献している。
県民への背信ではないかはどうか。
貸付は経営改善計画の長期収支予測を審査し計画的に行ったが、後発の大規模民間発電所との競合やウッドショック等で経営維持が見込めず令和4年11月に撤退している。
いう点について所見はどうか。
要因を分析検証し説明責任を果たす。
私は経営状況が非常に厳しい中で県が貸付を続けたことを問うている。
2020年度予算査定で財政当局は手持ち資金枯渇の見込みや金融機関融資の困難を指摘し、外部監査も過剰債務や返済能力の検証強化を求めた。
2021年度は事業費貸付の一部が借入金返済に充当され不適切と断言された。
事業計画書に基づく貸付だとしても、県が貸付を続けたことの正当化にはならないのではないか。
本来は優れたモデルで事業継続も視野に入れつつ県森連の債務状況も確認し、毎年長期契約に基づき真摯に精査して貸付を行っており適正な事務であったと考える。
県民感覚として知事に確認したい。
中小企業等協同組合法により設立時の理事定数の3分の2以上は組合員法人の役員等でなければならず、新団体設立時は林業種苗協同組合と旧県森連のみが構成員で役員候補が足りず重複はやむを得なかった。
県森連の委託2事業を継承した新団体は、県森連の特定調停申立て前月に成立し、代表理事2名も同一で、計画倒産や資産保全の疑念を持たれかねない。
公金の適切な執行を求める県民の理解を得られるのか。
ただ県の弁護士から旧県森連役員の就任は好ましくないとの指摘を受け、特定調停の場で役員改選を申し入れており今後も求める。
法律解釈ではなく県民感覚として聞いている。
法律上は問題なくても、公正な税金執行を求める県民には理解されにくいので是正を求める、という理解でよいか確認したい。
新団体に旧団体役員2名がスライドしたことは、このような事態を招いた中で県民の理解を得られるものではないと考えており、基本的に変わっていただく方向で団体側に申し入れていくと知事が。
県民感覚に沿った答弁を得たので、債権回収に向けて尽力してほしい。
兵庫県議会の公開会議録をもとにした非公式の要約です公式会議録 ↗