県政改革調査特別委員会

2024年8月1日

分収造林契約解約のロードマップ・メリット・森林評価

分収造林契約解約のロードマップ・メリット・森林評価はどうか。

分収造林解約交渉森林評価
分収契約は破綻状態で原則解約の方向が示されているが、但馬では高齢化・過疎で一体管理が難しいとの声、西播磨では条件のよい森林は伐採可能との声があった。
解約交渉は森林管理のあり方や県の支援施策の方向性を検討した上で当たり、開始は早くとも令和7年度以降になる。
解約のロードマップや準備・交渉期間の見通しと対策、契約者や市町への影響と対応を、それぞれ聞きたい。
解約すれば収益が出ても分収されず所有者に全て行き、市町受入時は森林経営管理制度で長期管理が可能になる。
一方で市町のマンパワー・財源が厳しいため支援施策を検討し、破綻状態を前提に丁寧に説明して解約に努める。
解約されては困るという所有者が大半を占めると想定される。
市町はマンパワー・ノウハウ不足で新たな管理を受け入れにくい。
市町を含む森林所有者の、解約や管理移管体制への意向把握はどうなっているか。
メリットは県・市町にとって森林管理制度推進の機会、所有者にとって長期管理可能化や収益が分収されず自身の利益となる柔軟な林業経営である。
また、解約交渉中は利用間伐ができず、農林機構の経営所得が減って運営が不安定化することも危惧される。
デメリットは県の交渉労力、市町の負担、所有者の高齢化による不安であり、これらを解消する支援策を検討する。
県・市町・森林所有者それぞれの解約のメリット・デメリットはどうか。
分収造林契約地の森林評価をどう見積もっているのか。
収益が見込める伐採林は利用間伐実施面積を積み上げ3,000haとしているが、正確な資産評価が必要なため森林カルテを作成し、来年度の早い時期までに資産評価を進める。
伐採林を含む契約地のうち、民間事業体が引き受ける可能性のある魅力ある契約地は、どのくらいと見積もっているのか。
県内林業事業体の約4割を占める西播磨地域では、林業事業体が解約後の森林を引き受ける可能性が一定ある。
兵庫の契約地は共有林が多く合意形成に時間がかかる。
群馬県の調査でも、魅力ある土地は資産として有価の解約になるとの指摘があった。
解約のまだら化も踏まえ、最優先で影響を受ける方の利益を守り、県民の理解が得られる形で的確に解約を進めてほしい。
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